マカダミアナッツはとってもヘルシー
マカダミアナッツは不飽和脂肪酸に富み、その中でもパルミトオレイン酸(POA)という良質な
脂肪酸を最も多く含む食品です。
パルミトオレイン酸のよさ:1
パルミトオレイン酸は不飽和脂肪酸の中の一価不飽和脂肪酸です。
不飽和脂肪酸のうち、多価不飽和脂肪酸は、過剰摂取すると
体内で酸化して動脈硬化や心筋梗塞の原因になるといわれていますが、
一価不飽和脂肪酸は酸化にとても強く、有害な物質に変化しにくい性質があります。
多価不飽和脂肪酸であるEPA、リノール酸の弱点を補うといわれています。
パルミトオレイン酸のよさ:2
パルミトオレイン酸は脳内の血管に入り込める数少ない脂肪酸の一つで、
血管細胞壁の栄養となります。マカダミアナッツを適度に摂ると血管強化につながります。
また、動脈に付着する悪玉コレステロールを減らす効果があることが知られています。
海外(アメリカ、オーストラリア)では、心臓病の予防にマカダミアナッツの喫食の効果が研究、
発表されています。
パルミトオレイン酸は美容にもよいの?
パルミトオレイン酸は血液の流れをよくして、新陳代謝を高める働きがあり、
肌などの調子をととのえます。また、適度な脂肪の摂取は女性ホルモンの調節にもつながります。
もともと皮膚にふくまれる、皮脂にとても近い成分で、30才以降は減少していきます。
そのため、皮膚の再生・修復機能を高める成分であると期待されています。
マカダミアオイルを保湿オイル・マッサージオイルとして使うことで、高い保湿効果・
アンチエイジング効果も期待されます。
全食品中のパルミトオレイン酸含有量を比較しても、マカダミアナッツは圧倒的です。
マカダミアナッツはパルミトオレイン酸を100g(約10粒)中約15g と様々な食品の中でも群を抜いて多く含んでおり、1日約3~4粒程度食べると良いといわれています。
不飽和脂肪酸は血管をきれいにし、繊維は腸のおそうじに、注目すべきは、マカダミアナッツの
抗酸化作用です。この抗酸化作用により、癌などの様々な病気を予防するといわれています。
血管を丈夫に、血液をサラサラに、肌を美しく保つなど、美味しく健康と美容におすすめです。